『コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと』著:川上 量生
ジジィ殺しで有名なドワンゴ会長の川上量生が、ジブリの名プロデューサー鈴木敏夫の元で見習いをしながら、そこで聞き知った内容をまとめるために「卒業論文」の体で書いたという本書。一時はドワンゴがジブリを買収といった記事も書かれたりしていたので、その布石としての弟子入りだったのか!とも思ったりしましたが違ったようで。内容は「コンテンツ」の定義とクリエイターが創作活動をする上でどのような思考やプロセスを経ているのかを、スタジオ・ジブリ周辺の人々のインタビューを挟みつつ考証しています。
そういえばKADOKAWA・DWANGOの社名が2015年10月から「カドカワ」に変更されるそうで。なんでもそれぞれの社名から2文字ずつ取って「カドカワ」らしいですが、完全なる角川になっている部分に突っ込み多数みたいです(笑)。
KADOKAWA・DWANGOの社名変更にwwwとツッコミ多数
■http://yukan-news.ameba.jp/20150530-65/
19本目『鴨川ホルモー』監督:本木克英
栗山千明がイモ臭いリケ女を好演、一途さに萌える。
『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 2』著:浅野 いにお
面白くなってきました。意識高い系のキャラ造形が気持ち悪過ぎて秀逸。イソベヤんも妙なフックとなって今後重みを増してきそうな感じ。『ザ・ワールド・イズ・マイン』のようで、しっかりと世界との対比がある群像劇で大作になりそうです。
17本目『イコライザー』監督:アントワーン・フークア
クロエ・グレース・モレッツが冒頭と最後にだけ出演、ビッチ臭が凄くて一瞬分からなかった。人気で多忙であろう彼女を使いたくて無理やり本作にねじ込んだ印象。脚本的には無敵の人情味あふれる元CIAがロシアンマフィアを壊滅させる必殺仕事人的な作品。本作主役のデンゼル・ワシントンあともう一人関係ないながらニコラス・ケイジ、この二人が風貌的にアクション俳優向きではない2大巨頭として個人的に定着してきております。
なんとなくエドワード・ホッパーを意識している?