笑っていたい

映画・読書などの備忘録

読書

『コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと』著:川上 量生

ジジィ殺しで有名なドワンゴ会長の川上量生が、ジブリの名プロデューサー鈴木敏夫の元で見習いをしながら、そこで聞き知った内容をまとめるために「卒業論文」の体で書いたという本書。一時はドワンゴがジブリを買収といった記事も書かれたりしていたので、…

『臆病者のための株入門』著:橘 玲

経済学的にもっとも合理的な投資法の項目を要約すると、資本主義は自己増殖して成長し続けるという前提が崩れない限りは、株で儲ける究極の方法は世界中の市場の株を保有するという投資法になるという。それを「世界市場ポートフォリオ」と筆者は名づけてい…

『性犯罪者の頭の中』著者:鈴木伸元

「性犯罪を、性的欲求の問題としてだけとらえると、問題の本質を見誤る(P.186)」と本書にあるように、性欲旺盛な人間だけがゆきずりの性犯罪を犯すというステレオタイプな議論ではなく、日常のストレスを紛らわすために計画的に性犯罪を犯し、その負のサイ…

『社長は少しバカがいい。~乱世を生き抜くリーダーの鉄則』著者:鈴木喬

「消臭力」のCMで有名なエステーの社長鈴木喬による経営指南書。言動は感覚的でワンマンな感じもするが、基本的に数字や経理に強いという印象。理論を突き詰めた上で、最後は直感を信じるという

『穴』著者:小山田浩子

第百五十回芥川賞受賞作、一年前の文藝春秋が出て来たので読んでみた。夫の実家の借家に越したことで始まる姑を絡めたちょっと不思議な日常譚。夫婦で田舎とも郊外とも読み取れない場所に引っ越すのだが、仕事を辞めた上での移転のため「人生の夏休み」のよ…

『その女アレックス』著者:ピエール・ルメートル

ジャック・ケッチャムとか湊かなえとか読んだことあるけど果たしてミステリーに分類されるんだろうか。とにかく個人的にあまり読んだことのないミステリーと言うジャンルで2014年週刊文春ベスト10の1位に輝いたフランス人作家による本作『その女アレックス』…

『女子高生の裏社会』仁藤夢乃

「わかってくれる大人がいない」という言葉通りで、貧困層として育ってJK産業に組み込まれていってしまうような子の場合は、家庭環境・学校環境が相当劣悪で居場所がないパターンが多い。彼女たちの言葉を聞いてあげる真っ当な大人の不在、「無縁社会」と並…