『ジェイコブス・ラダー』監督：エイドリアン・ライン

エイドリアン・ライン監督、落水ザッバーンの『フラッシュダンス』も撮ってた人だったのか。こちら『ジェイコブス・ラダー』はベトナム戦争帰還後に現実と夢の世界が混ざったような幻覚状態に悩まされるようになった主人公が、戦地にて軍による化学的な実験台にされたせいだと疑うようになる物語。前後不覚な感じのストーリ展開は、死ぬ瞬間に見た走馬灯なのか、それとも帰還後のPTSD的フラッシュバックのせいなのか微妙に分からない作り。でも、ラストから察するに戦地で死んでしまったということだね。