笑っていたい

映画・読書などの備忘録

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『ちーちゃんはちょっと足りない』著:阿部 共実

読んだことないけど読みたい『空が灰色だから』の作者さんの新作。けっこうダークという噂を期待していたので冒頭の日常系なノリに肩透かし感があったけど、中盤ぐらいから「日常」が揺らいできて物語がしっかり動き始める。平穏だった友達グループの間に隠…

『スキャナーズ』監督:デヴィッド・クローネンバーグ

有名な頭バーンの破裂シーンを観たくて。それ以外は今となってはかなり凡庸か。『ホムンクルス』でも出てくるトレパネーションを施したマイケル・アイアンサイドの怒鳴ったときの迫力が凄く、この作品が当たり役となったとのこと。

『ジェイコブス・ラダー』監督:エイドリアン・ライン

エイドリアン・ライン監督、落水ザッバーンの『フラッシュダンス』も撮ってた人だったのか。こちら『ジェイコブス・ラダー』はベトナム戦争帰還後に現実と夢の世界が混ざったような幻覚状態に悩まされるようになった主人公が、戦地にて軍による化学的な実験…

『「立候補」』監督:藤岡利充

同ジャンルの作品で想田和弘監督の『選挙』というドキュメンタリーがあって観ているのだけど、内容は覚えていない。立候補してボロボロになる候補者の姿があった気がするのだけれど、こちら『「立候補」』はネット界隈でも結構有名なマック赤坂の選挙活動に…

『ハイキック・エンジェルス』監督:横山一洋

『ハイキック・ガール!』、『KG カラテガール』の監督・脚本を手掛けた西冬彦プロデュースによる、女子校生格闘映画の新作『ハイキック・エンジェルス』。いままで美少女空手家の武田梨奈をフィーチャーしてきたものの、なんというか顔付きが大人びていて女…

『オールド・ボーイ』監督:スパイク・リー

韓国版の方は2003年でもう10年以上経過してるんだという感慨があるんだけど、例によって詳細は覚えていない。というのも『親切なクムジャさん』あたりから韓国映画が邦画なんかよりぜんぜん凄いみたいな流れがあの頃はあって、まとめ観したせいで「ぜんぶ復…

『渇き。』監督:中島哲也

『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』、『告白』の監督による深町秋生『果てしなき渇き』の映画化作品。昨日観たのに結末が思い出せない……、そして思い返してみると監督の他の作品群もそんな感じがしてきた。印象に残ってるシーンは多いんですけどね。ちなみ…

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 監督:ダグ・リーマン

ジェイソン・ボーンのシリーズで有名な監督ダグ・リーマンによる最新作、桜坂洋のライトノベル『All You Need Is Kill』を原作としていることが日本では話題になったり。「お前を助けるためにこっちは何回死んでるのか分かってんの?」という一人ループ物で…