笑っていたい

映画・読書などの備忘録

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『マジカル・ガール』カルロス・ベルムト監督

私的評価:89点 2014年のスペイン映画、ネオ・ノワールというジャンルらしい。「魔法少女ユキコ」という日本のアニメ(作品内における架空の作品)に憧れる白血病の少女とお父さんの物語、、、と書くと心温まるハートウォーミングな一本に感じるが、ふたを開…

『呪怨館』マック・カーター監督

私的評価:38点 ヒットしたホラー映画『呪怨』と『死霊館』にあやかったタイトルを付けるだけあって、クオリティーも各段に下がる作り、まあビデオスルーだから仕方ないか。ちなみに原作タイトルは"Haunt"で「出没」の意味、確かに脈絡を感じさせない幽霊の…

『VR ミッション:25』チャールズ・バーカー監督

私的評価:60点 「ゲームだと思っていたら現実だった!」というアイディア一発勝負で制作された作品だろうからあまり期待していなかったけど、けっこう面白く観れた。 ゲームも殺し合い、現実も殺し合いだと、結局ただの殺戮サバイバルゲーム以上の物語には…

ブレア・ウィッチ(2016年版)

1999年制作のブレア・ウィッチ・プロジェクトは600万円の制作費で世界興行収入2億4800万ドル、日本円で300億円くらいの大ヒット。メディアミックス・モキュメンタリー・POVなど、その後の低予算映画の制作手法の流行りを先駆けた作りであることは有名だと思…