笑っていたい

映画・読書などの備忘録

22本目『MONSTERZ モンスターズ』監督:中田秀夫 20点

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中田秀夫監督の『リング』、『仄暗い水の底から』は傑作、『クロユリ団地』は映像は良かったけどキャスティングなど大人の事情絡みな作りで及第点ぐらいだったわけですが、本作モンスターズはもう悲惨の一言、脚本が大雑把過ぎて観てて悲しくなるという。あと藤原竜也の力み演技は蜷川幸雄からも指摘されてますがもうお腹いっぱい、見飽きました。藤原竜也だけ見たいファン向け映画だったのかも。

21本目『her』監督:スパイク・ジョーンズ

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ディープラーニングで学会的には3回目のAIブームが到来中の昨今とのことですが、本作は人工知能搭載のコンピューター用OS「OS1」との恋模様を描いた作品。いきなりネタバレ的に書くけど、お互い時間をかけて養っていた関係性を片方の都合により崩壊させるという意味で『(500)日のサマー』と似た苦々しい後味。

17本目『イコライザー』監督:アントワーン・フークア

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クロエ・グレース・モレッツが冒頭と最後にだけ出演、ビッチ臭が凄くて一瞬分からなかった。人気で多忙であろう彼女を使いたくて無理やり本作にねじ込んだ印象。脚本的には無敵の人情味あふれる元CIAがロシアンマフィアを壊滅させる必殺仕事人的な作品。本作主役のデンゼル・ワシントンあともう一人関係ないながらニコラス・ケイジ、この二人が風貌的にアクション俳優向きではない2大巨頭として個人的に定着してきております。


なんとなくエドワード・ホッパーを意識している?

15本目『ゴーン・ガール』監督:デイビッド・フィンチャー

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やっぱり面白いな、そして画の質感がやっぱり高級映画を観ている気分になる。『ゲーム』、『ファイトクラブ』ほどではないが、後半の結末にちょっとした意外性あり。